私が好きな映画のひとつ、台湾映画「KANO」。

「1931海の向こうの甲子園」というコピーがついているように、日本統治時代の1931年に、台湾の学校が甲子園に出場したという実話をもとにしたストーリーなんです。

舞台となっているのは、台湾南部の街・嘉義。そんな嘉義にある民族混合の弱小チーム「嘉義農林学校野球部(KANO)」が、日本人監督の指導のもと、甲子園出場を目指していきます。

 

ずっと観たかったのに、タイミングを逃し続けていたこの映画を観られたのは、偶然にも台湾に向かう飛行機のなかでした。

 

 

どんな歴史もそうですが、日本統治時代の台湾にも、光と闇があります。

人それぞれに見方があり、歴史的な認識もそれぞれに違うもの。

一概に「良い」とも「悪い」とも言えないところがあると思います。

 

ただ、脚本を手がけた魏德聖(ウェイ・ダーション)が「僕が映画で描きたかったのは、台湾と日本の政治的な歴史や背景ではなく、人を動かすときのひたむきな目線なんです」と語るように、この映画では、日本人、台湾人、原住民がお互いの立場や価値観、民族を超えて「甲子園」という、ひとつの夢に向かって突き進む様子が描かれています。

 

相手のことを民族として差別するのではなく、お互いの価値観を認め合う。

そして、それによって自分のアイデンティを見つめ直すことの大切さを教えてくれる気がします。

 

どんな時代にもつきまとう人種の問題。

いま、改めてお互いの価値観を認め合うことができたら…。もっと世界は変わっていくのかも。

 

 

日本と台湾の関係、そして、自分の国を改めて見つめ直すきっかけをつくってくれる、「KANO」。

野球好きさんはもちろん、そうでなくても楽しめるので、おうち時間のおともに、ぜひ観てみてくださいね。

小郷 あゆみ
Writer / Planner / 点点

湘南をベースに暮らす、海が好きなフリーランスライター。

台湾と日本を行ったり来たり。

最近は台湾の友人と「点点 株式会社」を立ち上げ、インバウンドに関する仕事も請け負う。

旅・写真・サーフィンが好き。

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