こんな時代だからこそ
魅力的な人々の「願いのような想い」を知りたいのです。
コロナ蔓延の折り、人々の想いや生きてきた道を語る言葉たちで、
悩み逡巡し停滞する人たちの力になればと、この「Stay Salty」は始まりました。
ようやくなんとか、多くの方々のご協力のおかげで細々と綱渡り状態でも続けることが出来ております。
心からの感謝の気持ちを込めて御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
日々の生活を振り返る時、様々な困難と出くわすことがあるものです。
そんな中でも、ふと周りを見渡せば、
自分たちのフィールドの中で、
可能な限り、魅力的な活動を継続されている人々がいます。
かねてより思ってたことなんですが、
そんな人たちの活動や言葉には、
僕らが今の時代を生きるためにどうしても必要なものが詰まっている気がしてて。
誰かを元気にしてくれるようなことをやってきた人の言葉を聞きたい、と思いました。
本人的にはそこに辿り着いた感もないかも知れない。
人を元気にするようなことをやっているとも思ってないかも知れない。
それでも、その人たちはそこにいて、
そこに立つまでに様々な想いを巡らせて生きてきて、
さらにこれからどう生きてゆこうかに想いを馳せているに違いないわけで。
そんな人たちの言葉が、これからの自分や世の中に対して
不安でいっぱいの人々の心に響かないわけがないじゃないかと。
人が一生懸命に、想いを遂げようと模索し思案し戦い進んでゆく姿は美しいものです。
多くは自分の強固な意志の力だけで突き進んできたわけではありません。
人の生きる道というのは、関わるたくさんの人たちとの想いの交流から生まれる道でもあるのですね。
その中で今を生きてきた人たちの言葉を聞きたいし、それを紹介してゆきたいと思うのです。
そうやって生きてきた、そしてそうやってこれからも生きてゆく人の言葉は
すべからく「祈り」に似た願いを内包していて。
それらはすべて
まばゆい力強さと
美しい強い意志と
未来に向けた願いに満ちた
善のエネルギーに溢れている、と感じるものですから。
そういう主旨に賛同いただけて、このWEBマガジンへ参加していただけた方々に感謝いたします。
地道にコツコツではありますが、少しでも共感と刺激の輪が広がればいいなと思っております。
art director 木ノ下努
Art direction - Tsutomu KInoshita