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DAYS

STAY SALTY ...... means column

Jade Column

ハンザの街の青い空

from  Hamburg / Germany

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ジェイド
ゴールドスミス/アート・デザイナー

色々な国を彷徨い、渡航国は50カ国も目前というところで2020年以来、自分の記録が止まったままになっています。

今までに居住したのは日本、イギリス、ドイツ、フランス、スイスですが、気がついたら昔一度住んだ北ドイツに戻り現在は定住しています。

本業はゴールド・スミス、自分で作ったジュエリーやオブジェをユーラシアの国々のメッセや展示会に出展しながら、

その経験をもとにヨーロッパでのメッセやイベントのコーディネート、コンサルティングも承っていました。

新型ウイルスの影響で世界が一変したことをきっかけに、現在はドイツの地元の大学で宗教学 / 宗教人類学を学んでいます。

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6.2.2021

DAYS /  Jude Column

ハンザの街の青い空

そしてまた季節は巡り、初夏の季節に思うこと

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初夏の季節になりました。

今年、北ドイツの春はとても控えめにやってきて、肌寒い日が続いたり1日のうちに晴れたり曇ったり、雨や雪、雹や雷・突風、そして虹が出てはまた雨が降り…と、目まぐるしく空模様が変わる日が続きました。

そんな5月の最中、新型ウイルスの影響によるロックダウンがドイツ中で、正確にはヨーロッパの多くの国でほぼ解除になりました。

小売店はほぼ6ヶ月、飲食店にいたっては7ヶ月近く、お店を営業できない日が続きました。

とくに飲食店はテイクアウト及び宅配のみの営業が許可され、規則を守らず店内で飲食行為が行われた場合、そして来店者がマスクの着用なく入店を許した場合、最大で約70万円になる罰金がお店側に課せられるため、心痛多く大変な期間だったと思います。私にとってはとても他人事とは思えず、大変心が痛んだ期間です。

 

そのようなロックダウンも、初夏に合わせるように解除になりました。

街中の歩道にもまたカフェのテーブルが並ぶようになり、普通の状態に戻ることはやはりとても嬉しいです。

多くの人たちは、これで本当に終息したとは思っていないようですが…

そして私もそうは思っていませんが…

夜中まで明るく暖かいはずのこの初夏の季節に、普通にカフェに入って休憩ができる、友達と外食ができる、それだけで今は嬉しくて幸せです。

たぶん多くの人達がそうなのではないかと思います。

 

少し斜め上から見てみると、6月にはヨーロッパのサッカーの一大イベント、EURO2021が無観客で催されます。

日本でも有名だと思いますが、ヨーロッパですとサッカーのイベントはオリンピックとは比較にならないほど盛り上がるイベントです。

東京のオリンピック同様、2020年の開催が延期され今年になったEURO2021です。

一般的にも伝統的にも、そしてもちろん経済的にも重要なイベントです。

さらにそのあとにはすぐ夏の休暇、民族の大移動の季節が続きます。

夏にロックダウンなどしていたら、観光産業やそれに準ずる周辺の該当地域の業者、自治体そのものにとって経済的な打撃は、他の季節の比ではありません。

EURO2021と夏の休暇。

この2つのために6ヶ月ものロックダウンだったのではないかというのが、一般的な解釈なようです。

 

秋になったらどうなるのかな…と、ふと考えたりしますが、それは誰にもわからないことだと思います。

有名なバイエルン州のお祭り、オクトーバー・フェスはすでに5月上旬の時点で不開催が決まっていますし、数カ月先のこともよくわからない状態は今も続いています。

ただ、それならやはり「今」を楽しむんでいいんじゃないかな。

せっかくロックダウンが解除になったのだからよくわからない数ヶ月先のことよりも、初夏の「今」、明るくて暖かい季節を楽しもう…

もちろんどうでもいいわけではないですが、未来の予測が難しい状況をある意味で本当に「臨機応変」に最近は考えることができるようになりました。

もしかしたら新型ウイルスの影響で世界中が、そして自分の生活も大きく変わってしまったことで得た自己内のポジティブな変化、良い産物の1つかな…

そうだそう思うことにしよう、そうに違いないと、

半ば強制的に「ポジティブな思考の変化」と信じる初夏の昼下がりです。