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DAYS

STAY SALTY ...... means column

Kaori Sakurada Column

シチリアの風に包まれて

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桜田香織
コーディネーター/旅行代理店/ジャーナリスト

東京出身、イタリアはシチリア島在住。

元日本航空(株)国際線乗務員。

仕事柄20代から世界を飛び回り、腰を落ち着けたのが大好きな国、イタリア。

日本の常識どころか、イタリアの常識もまかり通らないシチリア島で、

テレビ、雑誌のコーディネート、旅行業、ジャーナリズムと、何足ものワラジを履く生活。

シチリア料理とその歴史のエキスパート。

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7.11.2022

DAYS /  Kaori Sakurada Column

シチリアの風に包まれて

少し空気の入れ替えを

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毎月シチリアからお届けしているが、今月はちょっと足を伸ばしてフランスから。

丁度1ヶ月くらい前、以前からお付き合いのある「フランスのポルシェクラブ」の方から言いなり連絡が入った。

ル・マンで行われるポルシェのイベントに招待してくださると言う。

しかし、既にイベントまで10日くらいしかなく、即決してエアーチケットとホテルを押さえなくてはいかないわけで、一瞬頭の中が「どうしよう?」状態になってしまった。

相方と3時間くらい考えて、よし、行きましょうとなった。

 

6月のパリはもちろんどこもかしこもホテルは満室、そしてイベントのある時のル・マンは尚更のこと難しい。

数時間パソコンと睨めっこしながら、やっとお部屋を確保。ふー。

 

コロナ以前、私達の最後の旅行もフランスだったっけ。

毎年2月にパリへ行くのだが、2020年は念願のMont-Saint-Michelへも行くことができた。

そして帰宅してすぐにコロナ。

それ以来の旅行だし、それ以来の空港だし飛行機ということである。

ワクワク。

 

パリはいつ訪れても美しいと思うけど、この時期のパリは最高。

夜10時まで明るいし、冬とは太陽の光が全く違う。

夏のヨーロッパはどこも素敵なんですけどね。

そして2年以上シチリアから出なかった私の目には、色々な物が飛び込んできた。

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イタリア人とフランス人の違い

 

午前中の便でパリ到着、丁度ランチタイム頃にホテルにチェックイン。

まずはお昼を食べましょうと出かけて、良さそうなカフェが見つかったのでそこに着席。

そこでまず気が付くのは、フランスのお店のテーブルが狭いこと。

どこもかしこも小さな丸テーブルなのが面白い。

注文をすると、カラフェに入ったお水がタダで提供される、多分水道水?

満席に近いのに、周りの人の声が静か。

シチリア人とは声のトーンが大きく違う、シチリアだったらどこへ行っても「うるさいなぁ」と思うから。

 

周りを見渡していると、上品でエレガントという印象のパリの女性たちが、結構いい加減であることにも目が行く。

テラス席の床の上にも、平気でハンドバッグを置くのである、これイタリア人はしないこと。

布製のバッグでも置いてしまう。

外の席であったからか、タバコを吸う人がかなり多い。

 

別の日の大雨の夜、カフェの軒下のテーブルがうまっていたのにも驚いた。

いくらヒサシがあるとは言え、足元は水浸しなのに、そして風向きによっては体にも雨がかかるのに。

イタリア人ならこういう日は外に座らない。

目の前の道が工事中で、埃まみれになりながらもテラス席に座る人も多い。

 

そしてフランス人は「床に座る」。

美術館でもセーヌ川沿いでも、普通の広場でも地面に座る。

これもイタリア人が絶対にしないこと。

公園の芝生の上で・・・ならもちろんあるけれど、地面には座らない。

 

これらの事は前から知っていた事だけど、改めて目に留まった事柄の一部。

でね、思ったわけですよ、「空気の入れ替えしたな」って。

普段目にしている事と違うことを見たり感じたりするって、それだけで刺激になる。

たとえ既に知っていた事であっても、その存在すら忘れていることが多いから。

 

日々の生活の中で「気付き」というのはとても大切だと思っている。

自分の体調、小さな変化も含めて、気付くか気付かないかの差は大きい。

だけれども同時に「慣れ」というのが存在し、慣れれば慣れるほど努力をしなくなるし感覚が鈍ってくる気がしている。

 

今回のフランスで再び私が認識した事柄は、別に大したことではないのだけど、私の心と頭に新鮮な空気が入った気がしている。

そしてこの空気の入れ替え、日常生活の中でも探して行きたいと思いながら帰路に着いた。

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5.5.2022

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シチリアの風に包まれて

市場を歩こう

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突然だけど、私は市場を歩くのが好きだ。

旅行で違う国、違う街へ行った時も、できるだけ足を運ぶようにしている。

「している」と言うより「したい、行きたい」と思う。

国や土地によってその在り方や表情は様々で、観察していると色々と見えてくる(気がする)。

 

フランスやドイツの市場はで私が知っている所はどこも、通路も広く歩きやすかった。

ベビーバギーを押したお母さんも余裕で歩ける道幅。

ゆっくりと買い物できる感じ。

デンマークの首都、コペンハーゲンで訪れた市場はもっと高級なイメージだった。

売っている物も陳列の仕方も私が思う市場のイメージとは違い、お高いデリカテッセンのような雰囲気だったっけ。

 

さて一方、シチリアの市場はどんな感じか?

私の住んでいるパレルモだけでなく、シチリアの大きな街の市場はかなり混沌としているのが常識。

ベビバギー?

とんでもない!

そんな道幅はありませんよ。

無理矢理なら通れるけれど、あの人混みをバギー押しながら歩くのは至難の業。

そしてそのごった返した狭い道を平気でスクーターが通っていく・・・。

悪気がなくてもバッグが服の一部が引っかかりそうなので、気を抜いてはいけないのがシチリアの市場。

勿論残念だけど悪気のあるスリもいなくはないので、貴重品をしっかり抱えて歩こう。

 

パレルモの市場は我が家から決して近くではないので、そう頻繁にいくわけではない。

だから行く時はいつもウキウキ。

まずは色と騒音と匂いにガツンとやられてしまう。

そう、パレルモの市場はとってもカラフル。

どこの街でも見られるような野菜や果物から、他では見かけない物、一体どうやって食べるのか全く想像のつかない物まで、それらを眺めるだけで脳の活性化につながっている。

だから市場ではボーっとしていられない。

今ではイタリア料理の代表格になっているトマト、でも実際持ち込まれたのは17世紀に入ってからだったって、どれだけの人が知っているのだろうか?

しかも最初は毒性のある植物だと考えられていて、オーナメント用だった、とかね。

それを知っていれば、じゃそれ以前のイタリア料理はどんな物だったのか?と言う疑問が湧いてくる。

ね?

脳の活性化につながるでしょう?

 

かと言って、皆ながみんな歴史好きだと言うわけでもない。

必ずしもお勉強をしてから行かなくてはいけない場所では決してない。

陳列の仕方を見るだけでもその土地の人間の気質が伝わってくると思う。

几帳面なのか、(シチリアのように)大雑把なのか。

その土地の生活が見えてくる。

そろそろマグロの季節到来のシチリアだが、豪快に尻尾から輪切りにしていくなんて、日本の和食人が見たら腰を抜かしてしまうだろう。

解体ショー?

そんな物は存在しないのだ。

ガンガン切っていって、頭なんてほぼ捨ててしまう・・・。

チーズだって同じ。

フランスの市場のチーズ屋さんはまるで宝石を売っているかのような店構え。それらを扱う手付きもシチリアとは違いがある。

もっとずっと丁寧なの。

シチリアのチーズ屋さん、ここでもでかい包丁でガンガンと切って計り売り。

これだけでも文化の違いを感じることができる。

楽しくない?

 

そんなことを考える気にもなれないと言うあなた、大丈夫、楽しみ方は他にもあるから。

近年観光客にお金を落としてもらう為、市場内にやたらと簡易食堂が増えた。

立ち食い屋台的な物から、きちんと座って給仕してもらえる所までスタイルは様々。

ずらっと並んだお料理は、住んでいる私が見ても食べたくなる。

前菜が豊富なシチリア料理、色々頼んでワインをグビッとやれば、悩みも忘れて幸せに包まれること間違いなし。

 

人と食材が市場と言うフライパンの中で混ざり合う、絡み合う。

まるでパスタのようだ。

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4.5.2022

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シチリアの風に包まれて

これからは自分で考えないと

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シチリア在住の桜田香織です。

ロシアとウクライナの戦争が始まって1ヶ月以上が過ぎ、ロシア人の友人もウクライナ人の友人もいる私としては、とても悲しい気持ちになってしまう。

日本からは遠い国でしょうが、ヨーロッパからは近いと言うこともあるから。

何だかいきなり暗い話になってしまいましたね。

連日戦争のニュースが絶えない中、逆にコロナの話題はめっきりと減っている。

シチリアもほぼ通常の生活に戻り、EU諸国やアメリアからの旅行者が増えてきている。

現在はワクチン3回接種済みの「グリーンパスポート」を提示しないとレストランにも美術館にも入れないけれど、4月からはその義務もなくなり、室内でのマスク着用の義務も解除されるという。

そして5月からは完全に通常の生活になるという。

大丈夫かなぁ?と思っている人が多いけれど、そう言いながら既に弾ける気配満々のシチリア人。

そんな中、2年前、2ヶ月以上続いた最初のロックダウンが解除されてすぐのことを思い出した。

 

相方が「パオロから電話があってね」と。

パオロって誰?どのパオロ?」と、私。

同じ名前の人が沢山いるので、ややこしい。

「僕の高校の時の同級生、会った事あるよね?」ある、会ったことある、数年前に40人くらい一緒のランチで一度だけ。

その時に何故かFBで友達申請されて、一応お友達になっている。

コメントもいいねもしないんですけど。

そのパオロさんから、来月最初の週末にパレルモから100Kmちょっと離れた所にあるアグリツーリズモへ行こうというお誘いを受けたという。「君と相談してから返事をすると言ってある」と言うのですが、聞いたら週末2泊3日だと。

しかも10組20人で行くのだと。 

これを聞いた瞬間、「バカじゃない?」と思いましたよ、私は。

 

まだ私達はバールでコーヒーを飲むこともしていない頃で、勿論レストランへも行っていない。

仲の良い友達とも会っていない。

それなのに20人で泊まりがけの週末プチ旅行? 有り得ないでしょう。

規制がなくなったと言ってもマスク着用は義務。

スーパーやお店へ入る時の手袋も義務。

そして1mのソーシャルディスタンスを保つのも義務。

そんな中で旅行? 

それもほぼ全員知らない人達と? 

聞けばそのアグリツーリズモはパオロさんのお友達が経営していて、勿論自粛期間はお客様もいなくてクローズ。

規制緩和と共に再オープンしたので、応援の為に友達を引き連れて泊まりに行きたいのだそう。 

その気持ちは素晴らしいと思うし、助けてあげようというのは良いこと。

でも、どうしても知らない人達と20人で知らない所へ泊まりに行く気にはなれません、今はまだ。 

出かけるならばまずは仲良しと。

会いたい人が何人もいます。

そして外食するならば知っているレストランで。

私はそう考えてそのお誘いはお断り。

政府の規制がなくなったからといって、コロナ自体がなくなったわけではないわけで。

私はずっと必要以上に恐怖を感じたり、神経質になることなく過ごしてきましたが、それはやるべきことをやっていると信じていたから。

でも他人がどう生活しているかは計り知れないんですよね。

今回も段々となぁなぁになってきて、政府の規制がどんどんなくなった今、自分で考えて、自分の行動を決めていかなくてはいけないと思う。

 

皆んな楽しみたいのは同じで、お誘いがあってしかも大勢参加となると、「皆んなやっているのだから良いのだろう、大丈夫だろう」と考える人は多い。

でも、私はそうは考えない。

規制がなくなったと言っても、だからと言って何をやっても良いとは思っていない。

簡単に例えると「未成年はお酒を飲んではいけません」という法律があって、皆んな守る。

だけども20歳になったからといって、好きなだけ飲んで良いわけでもないでしょう? 

酔っ払って恥をかいたり、急性アルコール中毒になって死にそうになったりする程飲むべきではない。

そこは「飲んでも良いけど、自分でコントロールしながら」という事で。

今回の状況も同じ事だと思っている。

規制は無くなりますよ、だからこの先はあなたの頭で考えなさいという事。

2年前のこのお誘いを見てもわかるように、通常生活だ〜と弾ける人が出て来ると思う。

この先どうなって行くのかなぁ?

少なくとも周りが何をしようと、何を言おうと、私は自分の頭で考えて、納得したことしかしないだろうと思ってる。

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3.6.2022

DAYS /  Kaori Sakurada Column

シチリアの風に包まれて

春の兆しとシチリア人の陽気さ

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これを書いている2月現在、日本はまだまだ寒い日が続いていると聞いていますが、こちらは一足先に春の兆しが訪れてます。

このまま春になるわけはないけれど、陽も延びてきて気持ちの良い日差しを楽しめる。

そうなると外へ飛び出して行きたがるシチリア人。

非常に単純でわかりやすい人達です。

元来、特に女性は寒がり屋さんが多いシチリアの人だけに、ポカポカした陽気になるとじっとしていられないみたい。

「ランチへ行きましょう、散歩へ行きましょう」的なお誘いが増えてくる。

ランチはもちろん野外、そう、お店の方もお天気が許せばドンドンとテラス席を増やしていく時期なのです。

と言っても、ちょっと風が吹いたりすればいきなり肌寒さを感じるわけで、しっかりとコートを着込んでの食事にもなったりすることも。

私は暖かい室内へ行きたいと思うけれど、彼らに囲まれていては嫌と言うのが難しい、多数決で絶対に負けますから(笑)。

面白いもので単純に太陽の陽を浴びていると人々の顔は明るくなるもので、笑い声も大きくなっていく。

何となくお祭り気分になるのでしょうか?

つい一歩引いて眺めてしまう私なのですが、楽しそうな人の輪に囲まれているとこちらにもその気分が伝染してきます。

そう、これがシチリア人の気質の一つ。

これが逆に出るとどうなるかというと、少々雨模様の日には来るはずだった電気屋さんが来ない確率が上がり(晴れていてもすっぽかされることもあり)、友人と会っても「寒い、天気が悪い」など、会話が愚痴から始まることが多くなる。

誰であってもお天気が良い方が気分はアップするでしょうし、過ごしやすい気温の時には穏やかな気持ちになるのは珍しくないけれど、シチリア人はその辺がとってもはっきりしていて面白い。

これ程天候がすぐに気分に現れる人種って、他にいるのかしら?

感情の起伏の激しい彼らだから、いい意味でも悪い意味でも巻き込まれるのです。

そしてそれは疲れることもあるけれど、俯瞰してみているとまるで舞台を見ているような、映画のワンシーンを観ているような、そんな感覚に陥ることがしょっちゅう。

フムフム、なるほどなぁと、彼らのストレートさに感心してしまう。

 

冬の終わりから春にかけて天候がクルクル変わるので、こういう「天気と気温に左右されるシチリア人」の生の姿を目にする機会が多く、密かに楽しんでいる私。

こう言う楽しさは彼ら本人には全く自覚がないみたいなので、尚更面白い。

愛すべきシチリア人と、再認識する瞬間です。

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2.5.2022

DAYS /  Kaori Sakurada Column

シチリアの風に包まれて

私が感じるシチリアの風が、皆さんのところに届きますように

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初めまして、イタリアはシチリア島在住の桜田香織です。

シチリアってどこ?

日本の子供が世界地図を、ヨーロッパの地図を習う時、一番早く覚えるのがイタリアだと思っています。

「長靴の形をした国」で知られているので、見分けるのが簡単。

そしてその長靴のつま先でポーンと蹴られた小石が「シチリア島」。

小石と言っても20あるイタリアの州の中で一番大きく、地中海で一番大きな島であり、紀元前から色々な民族の支配下に置かれていたという長い歴史を持っています。

このシチリア島、噂によると神様だとか太陽だとか、誰かとてつもなく大きな存在に口づけをされたと言われ、まぁ簡単に言えばとても祝福されていると言うことでしょうか。

 

有名なギリシャ神話「オデッセイ」が故郷へ帰るまでの10年間さまよったのもシチリア島周辺だと言われているのを、ご存知でしょうか?

そう考えると、とてつもない大昔からギリシャの神々にも目をかけられていたと言うことなのかしら?と、思ってしまいます。

実際ギリシャ神話にはシチリア島が舞台になっている場所が多々ありますし、伝承されています。

島の一部はギリシャの植民地であったこともあり、それも理由の一つなのでしょう。

 

フェニキア、ギリシャ、古代ローマ、ビザンチン、アラブ・・・と、あちこちの文化が取り入られ、それらは建築物にも食にしっかりと残されています。他民族に侵入されると言うことはもちろん戦争も起きるわけですが、それを乗り越えての現在のシチリア、イタリアが統一されてたったの160年なのでどの地域にも地方色が強く残る国ですが、その中でもシチリアは独特だと思っています。

 

私の住んでいるのは西部、州都であるパレルモです。

アラブとスペインの影響が強く残っている所、ギリシャの影響は全く見られません。

そう、四国よりやや大きいこの島は場所によって香りが違う、空気が違う。

細かく言えば気質も違う。

そんな場所に身を置いて早20年を迎えた私。

最初はそれ以前住んでいたフィレンツェとは色々勝手が違い戸惑ったことも多かったのですが、流石にもう慣れたでしょう?と思うと驚くことに遭遇してしまう。

まるでびっくり箱のようで、時には素晴らしい宝石が飛び出し、大抵は「やばい、どうしよう」的なことが飛び出してくる。

そう、シチリアは侮れないのです。

 

「イタリア」と「シチリア」は切り離して考えなくてはいけない。

旅の支度は万端と思って到着しても、予定していた宿泊先に部屋がなかったり、窓がなかったり。

予定していた時間に長距離バスが来なかったり、予約しておいた美術館が休館だったり。

色々と起こります(笑)。

と、旅行中でしたら笑い事ではないですよね。

それでも一度いらしたほとんどの方が「また来たい」とおっしゃる理由は何?

それほど不思議な魅力があるのでしょう、何せ神様だか太陽に口づけされていますから。

 

一般的にシチリアに対するイメージは沿岸部、海でしょうが、小麦畑が広がる内陸部も素晴らしい。

有名なブラッドオレンジをはじめとする柑橘類も有名。

文化の融合と食と歴史が絡み合うのがシチリア。

このコラムはできるだけ主観に基づいてお届けしたいなと思っています。

日々の生活の中に普通に過去に関わった他民族の影響が顔を出す、それが当たり前過ぎてシチリア人自身は感じていないケースも多いのです。

現在のシチリア、勿論若者はマックに走り、アニメが好きで、ブランド物のジーンズを履いてスマホをいじってる。

そこだけ切り取ればどこにでもある現代の風景だけど、歩いていてふと路地を抜けるシチリアの風に、私は間違いなく歴史を感じます。

 

その風が皆さんのところへ届きますように・・・。

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